レボリューション・イン・ザ・バレー―開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏
レボリューション・イン・ザ・バレー ―開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏
- 作者: Andy Hertzfeld,柴田文彦
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2005/09/26
- メディア: 単行本
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Macintosh誕生の舞台裏を記した本です。名言ザクザクです。
長文日記に上げられている以外で僕が気に入ったのは「マイナス2000行のコード」ですね。
(略)
マネージャの中には、各エンジニアの書いたコードの行数で、それぞれの進捗状況を週単位で把握しようと考えるものもいた。
(略)
彼(Bill Atkinson)はそのころQuickDrawのリージョン計算メカニズムを最適化し、よりシンプルで汎用的なアルゴリズムを使って、リージョンエンジンを完全に書き直していた。
(略)
副産物として、その書き直しは、約2000行のコードを節約することになった。
(略)
コードの行数の欄に書き入れるとき、彼は少し考えてから"-2000"と書いた。
原文はこちら↓
Folklore.org: -2000 Lines Of Code
この本はジョブズがappleから追放されるまでになっているので続編も読みたいですねえ。
ジョブズがNeXT社を作ってappleに戻っきてMac OS Xがでてぐらいまでを第2弾、第3弾はiPodを出した以降で。