達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道
- 作者: アンドリューハント,デビッドトーマス,Andrew Hunt,David Thomas,村上雅章
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2000/11
- メディア: 単行本
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かくたにさんが以下のようにいっていたので読んでみました。
会場で「読んでない人」と訊いたら結構な数の手が挙がってびっくりした。コミュニティ活動に出かけていくのもいいけど、この本はイベントn回ぶんの価値があると思います。
JJUG クロスコミュニティカンファレンスでしゃべってきた - 角谷HTML化計画(2008-10-17)
良書です。ただ例えば僕が新人の時に読んでもピンとこなかったろうなあ。ある程度経験を積んでから読むといいんじゃないかな。
あと例ででてくるツールがちょっと古いかな。Make、RCS、cronが出てくるけど今だったらAnt、Maven、Subversion、Hudsonがあるよね。まあコンセプトは変わらないけど。
本の内容で突っ込むとすると1つのエディターですべてをこなせっていう部分はちょっと無理があるんじゃないかな。かくたにさんみたいにemacsを魔法のように使う人には憧れるけど、Javaでコード書くんだったらEclipse(Netbeansでもいいけど)、マニュアル書くんだったらWord、テーブル仕様書だったらExcel、ER図だったらVisio、スケジュールだったらMsProjectとかになるんじゃないかなあ。
ともあれ、Dave Thomasはピッケル本といいRails本といい(どっちもちょろっとしか読んでないけど)素晴らしい本を書いているね