君が役に立つソフトウエアを書きたいならテクニカルサポートもしないとね

Shinpei Ohtani on Twitter: "これは素晴らしい言及。>http://bit.ly/4umnj"

このポスト経由で読んでみました。たしかにいいこと書いてあるね。

(略)

It seems so obvious: if you want to develop software that’s useful to people, you’ve got to talk with them. But too many developers take the anti-social approach and consider customer support to be beneath their status. Besides, talking with customers would distract them from important code-slinging.

(略)

If you really want to write useful software, stop spending all your time keeping up with technology. Don't worry if your resume isn't filled with the latest buzzwords. Instead, invest your time in talking with your customers. They don't care what programming language you use - they only care whether your software meets their needs, and the best way to ensure that is by breaking out of your cone of silence and opening the lines of communication.

Nick Bradbury: If You Want to Write Useful Software, You Have to Do Tech Support

なんとなくノリで訳してみたのが以下。code-slingingとcone of silenceがよくわからなかった。cone of silenceはここに書かれてあるようなことみたいなんだけど。

(略)

君が人々に役立つソフトウエアをつくりたいなら、その人達と話さなきゃいけないのは明らかだね。でも多くの開発者達は反社会的なアプローチをとっており、カスタマーサポートを下に見ている。さらに顧客と話すことは彼らにとって重要なコードいじりを邪魔するものだ。

(略)

君がほんとうに役に立つソフトウエアを書きたいなら、テクノロジーに後れを取らないようにするために君の時間を取るのをやめることだ。なーに、心配するなって。君の履歴書が最新のバズワードで満載でないならね。そのかわり君は顧客と話すことに時間を取った方がいい。顧客は君がどんなプログラミング言語を使っているかは気にしない。顧客が気にするのは君のソフトウエアが自分たちのニーズにあっているかどうかということだけだ。それを確実にするベストの方法は君のかたくなさを取り除いて常に話を聞けるようにしておくことだ。

ただ現実的にはこれは難しいかもしれない。大企業の受託開発だとコードを書くのは協力会社やIP先のひとで保守するのはさらに別の協力会社だったりするからね。とくに保守は単価を下げるために下請け、孫請けにどんどんいってしまう。製品開発でも状況はそんなにかわらなかったりする。

OSSはそういう意味では企画、開発、保守を全て経験でき、ユーザのフィードバックをいかしやすい。いきなり大きなプロダクトを開発するのは難しくてもちょっとしたツールでもつくったら喜んでくれる人はいるんじゃないかな。