Prometheus London meetupでLTしてきました。

Prometheus Core Developer Björn Rabenstein Open Q&A | Meetup

最初にビザとビールで腹と喉を潤した後に僕がトップバッターでLTしました。

僕のLTスライドはこちら

英語につっかえながらもなんとか5分間のLTをやりとげました。
初の英語プレゼンです。

ありがたいことに質問も2つありました。

一つはnginxモニタリングの話で、例えばnginx-lua-prometheusなどを使ってレスポンスタイムを取得することは考えなかったのか?というもの。

僕の答えとしては、それも少し考えたがnginx-lua-prometheusを使うと独立性を保てない、例えばnginx-lua-prometheusにバグがあったらnginxにもろに影響してしまうので、nginx_exporterのように疎結合というか独立性を保てる方法の方がいいと思っている。ただレスポンスタイムは欲しいのでアクセスログから集計する方法を考えている。

二つ目はGrafanaのダッシュボードを公開して共有する計画はないのか?

無い。というのもGrafana Templatingに社内依存のものが少し含まれているため。


僕のLT後にもう一人LTがあってその後のメインがPrometheus開発者の一人であるBjörnさんを招いていろいろ質問するというもの。

どうやらBjörnさんはGolang UK Conferenceで発表していた模様。
Learn Golang - GopherCon UK

活発な議論がありましたが、残念ながら僕の英語力ではあまり理解できず。。。
ただせっかくなので僕からも一つ質問しました。1台のPrometheusサーバーで何台までさばけるの?と。まあサーバースペックとかPrometheusの設定とかexporterの数とかいろいろ条件によるだろうけど3000台くらいまではいけるんじゃねって言ってました。

BjörnさんはPromCon 2016ではTime Series Databaseの話をするらしく、この日はスライドをチラ見できました。

PrometheusのストレージはFacebookのGorillaにインスパイアされて値の差分の差分を取ってええ感じに保存するということをやっていてその分CPUは使うけど圧縮率は高いみたいな感じなんですが、その辺の話をPromCon 2016でするらしいです。

この辺の話ですね。
Storage | Prometheus
Prometheus Storage

その後パブに移動してビール飲みながら話してました。といってもあんまり英語理解できてないのでもっと頑張らないとなあと思っております。

ちなみにこの日の発表や質疑応答の様子は録画しており、そのうち公開されると思います。