Puppetについての素晴らしい資料があったのでめもっとく

以前ミドルウェアの設定ファイルのバージョン管理について書きました。
ミドルウェアの設定ファイルをどのようにバージョン管理すべきか - wyukawa’s blog

で、最近Puppetについての素晴らしい資料を見つけたのではっときます。

こちらも参考になりそうです。

オープンソースなシステム自動管理ツール Puppet:連載|gihyo.jp … 技術評論社

このスライドではPuppetのマニフェストSVNでバージョン管理している例がのっています。

ChefのRecipeをバージョン管理する場合でも同様でしょう。

設定ファイルをバージョン管理してシンボリックリンク活用するよりもこっちのほうがいいかも。

あとスライドに出てくるカスタムスクリプト自動化の問題もありがちだなーって思います。

どういうことかというと、

手順書ベースだとミスがおきやすい→スクリプトで自動化→スクリプトは自由度が高くメンテが大変→引き継ぎにくい、というか本人でさえ忘れがち

ということですね。

エンジニアはオレオレスクリプト書いて解決することも多いと思うんですが、そういうのは読みやすいように書くとか、ドキュメント用意するとか、その辺の周辺作業をきちんとやらないと他人に引き継ぎづらい。

一人で作業しているときは他人に引き継ぐことをあまり考えないし、考えて作業したとしてもその作業が無駄になることも多いです。

僕も昔いろいろ引き継ぎしやすいようにしたけれど、そもそも引き継ぐ人がいないのでそういった作業がちょっと無駄だったかなーと思ったことはあります。

ただ引き継ぐ人がいない場合でも自分への備忘録は必要ですね。

個人的には、自作じゃなくてPuppetのように世の中である程度しられたソフトを使うことにより、引き継ぎコストも減らせると思ってます。

このあたりはクローズドな内製フレームワーク使うより、世の中で広く使われたフレームワークのほうがググラビリティが高くて調べやすいので引き継ぎやすいということにも似てますね。

いかにコードを書かないで済ませられるのかということも大事なポイントだと個人的には 思ってます。