情報共有の難しさ

Rebuild: 32: How We Work Remotely (Naoya Ito)のリモートワークの話、、、というよりも情報共有、感情共有、情報格差を作らない、疎外感を抱かないようにする、辺りの話がすげ〜共感したのでちょっとブログ書いてみる。
ちなみにワタクシは在宅勤務したことないし、一緒に仕事している人が在宅勤務だった経験も無いです。


他にも参考にしたブログとつぶやき

Webサービス開発現場から / 近頃の開発のやり方 ・・・ Github と Pull Request とコードレビュー - naoyaのはてなダイアリー
情報共有の必要性について - Kentaro Kuribayashi's blog



情報共有というとミーティングだったり、TV会議だったり、メールだったり、メッセンジャーだったりがあるし、さらにドキュメンテーションというとファイルサーバーにOffice文書をおいとくとかWikiとかあります。

ちなみにクックパッドの情報共有に関する記事がWEB+DB 77にあって面白かったです。

WEB+DB PRESS Vol.77

WEB+DB PRESS Vol.77

  • 作者: 中川勝樹,山内沙瑛,舟崎健治,吉荒祐一,今井雄太,八木橋徹平,安川健太,近藤宇智朗,奥野幹也,天野祐介,賈成カイ,伊藤直也,住川裕岳,北川貴久,菅原一志,後藤秀宣,久森達郎,登尾徳誠,渡邊恵太,中島聡,A-Listers,小俣裕一,はまちや2,川添貴生,石本光司,舘野祐一,沖田邦夫,澤村正樹,卜部昌平,吉藤博記,片山暁雄,平山毅,WEB+DB PRESS編集部
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2013/10/24
  • メディア: 大型本
  • この商品を含むブログ (3件) を見る

立ち読みだったのでw今手元に無いんだけどwikiほどストック型ではなくメッセンジャーみたいにフロー型で流れやすいものではないツールとしてはてなグループみたいなものが必要だったので作ったみたいな話があったと思う。たぶん。

参考:

ちなみに、自分ははてな在籍中は Qiita Team がカバーするのとよく似たツールのはてなグループ を使ってこの辺の情報共有や連絡そのほかを行っていたけど、これはエンジニアの仕事ととても相性がよい。作業記録とか、アイデアとか、この処理はこう書いた的なことを何でもいいからどんどん書き込んでいくと周囲のエンジニアからスターがついたり、コメントがあったりでフィードバックが返ってきたり、後から検索できたり云々。まもなく発売の Web+DB PRESS Vol.77 にはクックパッドの開発現場での情報共有についての特集記事があるらしいが、クックパッドでも同じようなツールを内製して・・・というか、はてなから転職したエンジニアがはてなグループがないのを苦にしてオリジナルのそれを開発したと言っていたし、その辺の話も載っていると思う。

Webサービス開発現場から / 近頃の開発のやり方 ・・・ Github と Pull Request とコードレビュー - naoyaのはてなダイアリー


例えばオフィスが一つだけで在宅勤務もなく社員全員が日本人なら時差も言葉の問題も無いしで比較的情報共有はやりやすいでしょう。このコードは良いとかあのときの障害対応大変だったねとかこのOSSヨクネ見たいな話もその場でできるだろうし感情の共有もしやすいですよね。もしかしたらツールの選定でコンフリクトがあるかもしれないけど(例えば、オレはJIRAよりGitHubのissueを使いたい。なぜならその方がソースのdiffとのリンクを追いやすい。とか)、そんなに変なことにはならなそうですよね。たぶん。


でもそんな組織ばっかりじゃないですよね。

例えば課のメンバーが全員日本人だとしてもその大半が客先常駐で、しかも同じ場所ならいいけどみんなバラバラでなかには一人客先常駐のひともいる。みたいな状況でどういうふうに情報共有、感情共有すればいいのかっていうとまあ難しいですよね。しかも客先常駐なので社内ネットワークにつなぐのも難しいとかあったりするとなおさらです。


他にありえるケースとしては例えばメンバーに日本人とイギリス人が半々ぐらいいて会社は日本だけど社内共通語は英語ということになっている。でも日本人同士だとどうしても日本語の方がしゃべりやすいので日本人同士が日本語で技術的なdiscussionしている。で、その隣の席に座っているイギリス人は日本語が分からないから理解できない。でもそのdiscussionの内容は自分の仕事に関係している。日本人同士のdiscussionが終わって結論が出たのでその内容をイギリス人に英語で改めて説明して仕事を依頼する。みたいな状況ってあると思うんですよね(前振りが長いw)。例えばイギリス人が日本語を理解していたらdiscussionの内容を理解できるので途中でdiscussionに加わるかもしれない。でも現実はそうではないのでちょっとアレみたいなことってあると思うんですよね。たぶん。


これでさらに時差とかあったりリモートワークだったりするとなおさら情報共有って難しいですよね。でもだからといって小規模でオフィス一つで全員日本人で在宅勤務禁止が良いとは思わないですよ。ええ。なんか多様性なさ過ぎだし。

いろんな制約があるなかでもどうにかしてうまくやっていこうとするのが大事だと思いますしね。それに台風とか大雪の日に出勤したくないじゃないですかw

あとpodcastのなかで絵文字重要みたいな話もありましたね。まあ確かにテキストだけじゃそっけないとかありますよね。絵文字をさらに進めてスタンプ的なものがあるともっと良いかもしれません。