Seasar2雑感
Seasar2に関してつらつらと書いてみます。そんなに使ったことあるわけじゃないし、何の根拠もないし、他との比較もできないですが、僕の印象と聞いた意見いうことで。
- ドキュメントが日本語
これはかなり強みだと思います。
- ML、blog等でのサポートが充実している
これもかなり強みですね。MLはともかくblogにまでコメントするっていうのはあまり無いかと。
- ちょっと試してみる際の敷居の低さ
Eclipseのプロジェクト形式で配布されていることが多いのですぐにimportしてためせる。
ソースのアタッチもされているので、興味がある人はすぐにソースを追っていける。
結構他のプロダクトだとEclipse形式に落とし込むまでが面倒だったりするんだよね。
まあそろそろWTP版のチュートリアルがあってもいいと思うけど。
- ツール周りがちょっと弱い
これは意見がわかれるかもしれません。数は多いですが、現状トップレベルプロジェクトにあるのはKijimunaとS2JSFプラグインのみ。
(DiiguとSAStrutsPluginはそれぞれS2ContainerとSAStrutsに属しているのでちょっと扱いが異なります)
KijimunaとS2JSFプラグインはどちらも今となってはそんなに使われてないかなあという気もしますし、もうちょっと
トップレベルプロジェクトにあったほうがユーザは安心するかも。
- Seasar2.4になって複雑になったかも
Smart Deployによりほとんどdiconファイルをいじる必要はなくなりましたが(ただしdiconファイルの量は増えている)、複雑になったように思います。
機能が増えているので当たり前かもしれませんが。
だから以下の意見も結構同意します。
多分S2Struts1.2.x + S2Dao + Seasar2.3の実績って一番多いんじゃないかな。何の根拠もないけどそう思う。
率直に言って、
エンタープライズ分野でSeasarを使うなら、バージョンは「2.3」が良い。
S2Struts1.2.x + S2Dao + Seasar2.3が鉄板。間違いない。
Seasar2.4やTeedaは、複雑だし、Smart Deployの挙動が微妙だし、規約が多いし
Seasar2.3 + S2Strutsほどの安定性/安心感もない。
Slim is Yet another Seasar2.4 ? - 谷本 心 in せろ部屋
あとSeasar2.3はJavaDocが無いのでSeasar2.4を使うけど機能としては2.3のものしか使わないっていう手もあるかもしれないっていう意見もありました。
- バッチ処理にはあんまり向いてない?
これは聞いた話でちょっと理解しきれていないのですが、要はSavepointに対応して欲しいってことのようです。
現状だとJTAと連動したコネクションプーリングを使うとSavepointが使えないらしいので。