かけがえのなさ

僕以外にカーヴァーを訳せる人がいっぱいいるし、あるいは僕以外にフィッツジェラルドを訳せる人もいる。
しかし僕が訳すようには訳せないはずだと、そう確信する瞬間があるんです。
かけがえがないというふうに、自分では感じちゃうんですよね。一種の幻想なんだけど。

翻訳夜話 (文春新書) - はてなキーワード

よい言葉ですね。これを読んでからは僕もこう思うようになりました。

僕よりうまく仕事やOSS活動やフットサルや…をできる人は(ごく控えめに言ってもかなりたくさん)いるだろうけど、
それでも(うまいか下手かは別として)僕がやるようにはできないはず。

まあ村上春樹のようにカーヴァーやフィッツジェラルドを訳せる人は確かにいないだろうな。
他の人の訳を読んだことないけどそう思う。