Tracのトップページに書くこと
僕は2006年ぐらいからTracを使い出していて、周りもTrac利用者が多いので画面を見させてもらったりして参考にしたりしてます。ちなみにTrac 0.10系で環境が作られていて共用なのでTrac 0.11ならではの使い方?はよくわかりません。
普通に考えて、Tracをたててアカウントつくって「さあ使ってください」といわれもどうしていいかわからないと思います。
なので、今までいろいろ見てきたTracサイトを参考にこうしたらいいのではというのを書いてみます。
プラグイン周りは下記が参考になると思います。上にあるものが新しいエントリです。
かおるんさんのエントリはTrac 0.11系のようです。
Trac のプラグインをまとめてみた - Natural Software
http://www.ryuzee.com/contents/blog/716
Tracおすすめプラグイン - 見ろ!Zがゴミのようだ!
細かい話をひとつあげておくと文字コードは最初に決めておいた方がいいでしょう。Shift_JISならリポジトリブラウザで文字化けするのでtrac.iniをいじりましょう。文字コードが混在する場合はsvn mime-typeの設定が必要になるでしょう。
今回はトップページ(WikiStart)に書くものに焦点を当てます。下記のエントリを参考にしました。
http://blog.songs-inside.com/trac/194
ではリストアップしてみましょう。最初は書けないものもあると思いますが、いずれは必要になりそうなものも含めて書いてみます。
・プロジェクトの目的、体制
目的はとりあえずは数行でいいので何か書きましょう。
・ファイルサーバの場所
ドキュメントをSubversionで管理したとしてもファイルサーバも使うでしょうからその場所を書きます。
・議事録
各種議事録へのリンクを書きます。
・構成管理指針
リポジトリの場所、構成を書きます。
またソースは構成管理対象でしょうがドキュメント、ツールはどうするのかとかバグ管理にチケット使うならコミットコメントにチケット番号入れてねとか書きます。
・開発環境構築ガイド
どっから何のツールをもってきてどうセットアップするかを書きます。Wikiに書いてもいいし、ファイルサーバにガイドをおいてリンクしとくのもいいです。
・開発手順
DBアクセスのやり方などどうやって開発していくかを書きます。サンプルコードも必要でしょう。静的解析ツール使うならその旨も書きます。
・試験手順
単体テスト、結合テストをどうすすめていくのか、テスト仕様書やエビデンスはどこにおくのかなどを書きます。
・デプロイ手順
結合テスト前には必要でしょう。Hudsonで1クリックでOKだよとかならステキですね。
・自分の担当するチケット
reportの7をTicketQueryで貼り付けとけばいいでしょう。個人的にはreportの6のマイルストーン別のチケットをよく見ます。
・環境関連の情報
共有のサーバのOSやIPアドレス、インストールされているソフトウエアなどの情報を書きます。
・個人メモ
個人が好き勝手にメモする場所もあったほうがいいでしょう。
・リンク集
参考になりそうなリンクを集めておきます。
こんなもんかな。