How Google WorksとHow GitHub Works
rebuildfm 67にNaoya Itoさんが出るというので、もしかしたらHow Google Worksの話が出るかと思ったらでなくて残念。でも別の機会に話してくれそうなのでそれを楽しみに待ちます。
- 作者: エリック・シュミット,ジョナサン・ローゼンバーグ,アラン・イーグル,ラリー・ペイジ
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2014/10/17
- メディア: Kindle版
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この本ですが、僕はちょっと前に読了しました。注釈が20%を占めていて、この手の本にありがちなんだけどカタカナが多い。
で、内容的には、、、正直に言ってしまうと期待していたほど面白くなかった。
一番面白かった部分はAPMというあるポジションに登用したかったけどコンピュータ科学の学位を持ってなかったためそれが出来なかった優秀な社員がいた。その社員はその後、退社してInstagram の共同創業者になったというくだり。
イマイチ面白いと思わなかった原因のひとつとして、たぶん下記rebuildfmが神回だったこともあると思う。
Rebuild: 62: Wrong Username Mentions (dice)
Rebuild: Aftershow 62: Unlimited Means Zero (dice)
このrebuildfmではGitHubの中の人がGitHubの会社文化について語っているもので大変に面白い。採用プロセスがすごい時間かかるとか(この人はskype面接3回とか実際にサポートチケットをさばいてみせるとかいろいろあって結局4ヶ月かかったらしい)、GitHubでうまくいかない人はいろんなことに首を突っ込み過ぎてるとか、リモートワークだと働きすぎてバーンアウトする危険性があるとか、ともかく面白いです。
そしてaftershowではGoogleとGitHubの違いについてもしゃべっている。
Googleはオフィスに食堂やゲーム施設などをおいてエンジニアの楽園ともいうべき場所を提供してストレスを減らして仕事に集中してもらうようにしている。オフィスに来て仕事するのがメイン。
一方でGitHubはリモートワークが中心だ。GitHubは初期の段階で、採用したいエンジニアがサンフランシスコに住みたくないってこともあって、リモートワークを認めて採用を進めていった。そしてそもそもGitHubの哲学として、Optimize for Happinessというのがあって、サンフランシスコに住みたくない人に無理に住まわせるのは違うよねと。
How GitHub Worksに関しては下記の資料があるけど、書籍も出て欲しいなあ。
How GitHub Works
このrebuildfmを聞いた後にさあGoogleはどうなんだって本を読んだので期待値が上がり過ぎたのが読んで面白いと思わなかった原因だと思う。