Seasar Conference 2008 Spring

11時ぐらいまで爆睡してましたが、慌てて用意して行って来ました。行くときは快晴だったけど帰りは雨でした。
内容は以下のとおりです。僕の聞き間違いがあるかもしれませんが、ご勘弁を。

  • さくさく感が加速するTeedaのページ駆動開発

事前資料なしでデモ中心でした。Step by Stepプログラミング、ページ駆動開発の話をまくらにHello WorldからはじまりDoltengのScaffold生成と言った内容で2007 Autumnで聞いた話と同じ感じでした。他にはフレームワークが管理するものはpublicフィールド
でいいよねとかDBの環境周りの設定はjdbc_st.diconとかしてenv.txtにstって書けばいいよとかでした。
聴衆のTeeda使用率はかなり高いようでした。

聴衆からの質問は3つあって、グリッドコンポーネント、レイアウト、TeedaSAStrutsの使い分けについてでした。

最後の質問に関してはStruts経験者がいないならDoltengがあるので今はTeedaのほうがいいかもっていう話でした。
ただチームに一人はJSFを理解している人がいたほうがいいとも言ってました。

個人的にはS2Struts1.2もまだまだ現役だとは思う。使ったこと無いけど。

これも特に真新しい内容はなさげでした。まあこういう入門セッションは毎回同じ内容でいいと思うけど。

内容以外で言うとid:jfluteさんはMac Bookでした。かなりカツゼツ良くしゃべってました。そしてEclipse操作はえー。
SandBox卒業も近いそうです。DBFlute自体は使ったこと無いですが、かなり現場指向でよいプロダクトに思えました。
デバッグ作業は見積もりにくいという話は同意。

アプリを作っていて8割方できたんだけど、残りの2割を作るのに8割作ったのと同じぐらい
時間がかかるというのはよくある話だと思います。

その辺りのコストを減らすためにいろんな工夫(ログの表示の仕方など)を凝らしているようでした。

  • Uruma による本格業務向けリッチアプリケーション開発のススメ

XMLでUIを定義してJavaのクラスとマッピングさせながら開発を進めていくというもので、
いわゆるいままでのリスナーを登録してとかいうイベントドリブン丸出しGUIアプリ開発ではなくTeedaライクな開発を行えるようです。
かなりアノテーションいっぱいなかんじです。現時点ではHot Deployがうまく動かないと言ってました。
あとどうでもいいネタとしてはVistaマシンで発表してました。

個人的にはデモで出てきたS2ContainerServlet相当のビューがみれるデバッグビューが気になりました。

残念ながら3の倍数の時だけ「アオ」になるデモは時間の関係上省略されました(笑)。
スライドの分量が多いせいか、ちょっと駆け足でしたがわかりやすかったです。

個人的にはSAStrutsPluginが動いてホッとしてます(笑)。Eclipse操作はスニペットも駆使してかなりはやかったです。
他の人のEclipse操作はかなり参考になります。ちょっとおもったのはJSPエディターに何をつかっているのかなっていうことかな。
意外とWTPのやつは使われてないのかな。

  • 世界に挑戦する新プロジェクトSlimの正体

前半はマーケティングの話でした。その分野で一番にならないと勝てない。でも一番になることとすぐれていることは違う。
顧客の心に染み入るかが重要。Ruby on RailsのConvention over Configurationのようにキャッチフレーズも重要。
Slim(スリム)のキャッチフレーズはLess Is More。Hot Deploy可能なフルスタックフレームワークとのことです。

まだ開発は始まっていないようです。

フレームワークの構成はStruts+EJB3+JPAベースでStruts部分はSAStrutsJPA部分はS2JDBCとそんなに変わらないと言ってました。

大きく変わるのはSmart Deployだそうです。規約を少なくしてアノテーションが増えるようです。
現在のHot Deployは規約をもとにファイルシステム上のクラスファイルを探すのに時間がかかっているが、
この部分はピンポイントにクラスを探すので高速化するのではというような話だった気が。。。

あとSpringとも容易に連携できるようにするとも言ってました。

当面、ドキュメントは英語でコミッタはid:higayasuoさん1人のようです。Slimっていってるのに開発者が多くいたら変だよねとのことでした(笑)。

詳細は、
Seasar Conference 2008 Spring本日開催 - yvsu pron. yas
にもあるように今後ブログに出てくるでしょう。