ディス・イズ・ザ・デイ
- 作者: 津村記久子
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2018/06/07
- メディア: 単行本
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全22チームある架空のJ2の最終節を舞台とした連作短編集です。
11試合+プレーオフの合計12編あって、それぞれホーム側、アウェー側のサポーターの視点から話が進んでいきます。
個人的には4話目が熱い。どちらかというと重苦しいトーンなのだが抜群に良い。
僕はFootのファンなのですが、津村さんはそこから知っていろんな小説、たとえば、この世にたやすい仕事はない なんかは好きです。作者は僕と同年代で、主人公は働く独身女性というパターンが多い気がします。
http://www.youtube.com/watch?v=O0iOY1hIJ6U
で、このディス・イズ・ザ・デイは僕が思うに津村さんの最高傑作なのではと思いました。
サッカー好きな人はもちろんそうでない人も楽しめるんじゃないかと。